北斎だるせん!北斎と名古屋の深い関わりを解説!

http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji170901.html

北斎だるせん!北斎と名古屋の深い関わりを解説!

江戸の浮世絵師、葛飾北斎。世界一有名な日本人画家と言っても過言ではない彼の代表作といえば、「冨嶽三十六景」。「冨嶽三十六景」は、富士山を日本全国のさまざまな場所から描いたシリーズ。「三十六」とあるが、あまりの人気で、10点が追加。全部で46点となっているのは意外に知られていない。

そんな葛飾北斎の企画展が名古屋市博物館で開催される。そのタイトルが「北斎だるせん!」だ。『“だるせん”って何?』と思うかもしれないが、それは置いといて。まずは葛飾北斎と名古屋の関わりから解説していこう。

名古屋で行われるには意味がある

なんと、葛飾北斎は名古屋に半年ほど住んでいたんです!その場所は、現在地はそれぞれ、商業施設「ラシック」のあたり。北斎はとても名古屋を気に入ったそうで、『おれはもう江戸へは帰らぬよ、この名古屋はまことによい所で、おれの身体には時候も飲食物もよく合っているから名古屋は死場所。』と語ったそう。北斎が名古屋に住んでいたこの時期、実はっ北斎の代表作が生まれることになる。今回の【北斎だるせん!】で展示されるものは、この時に生まれたもの。

もうひとつの代表作『北斎漫画』

「冨嶽三十六景」と並んで北斎の代表作とされるのが『北斎漫画』。『北斎漫画』は、葛飾北斎が後身の指導のために発行したスケッチ画集。海外では「ホクサイ・スケッチ」とも呼ばれる。全十五編が発行され、人物、風俗、動植物、妖怪変化まで約4000図が描かれている。この本は国内で好評を博しただけでなく、1830年代ヨーロッパに渡り、フランスの画家「モネ」「ゴッホ」「ゴーギャン」らに影響を与えたと言われている。この本の初版が名古屋で発行されたというのは、地元民は誇りにしてもいいと思う。

『だるせん』の秘密

この『だるせん』という言葉。北斎と名古屋の関わりを最も示す言葉。実はこれ、北斎の名古屋でのあだ名。北斎は名古屋で巨大な達磨の絵を描くイベントを行ったという。その大きさなんと縦18m、横11m。これが、市中の話題をさらい、人々が北斎を「達磨先生」、略して「だるせん」とあだ名をつけて呼ぶほど人気となったんだそう。

この企画展では、北斎の数々の作品を通して『北斎と名古屋の深い関わり』を、紐解きながら、名古屋から見た北斎の歩んできた軌跡と作品の魅力展示。会場は、第1章「Before 名古屋」、第2章「北斎、漫画を描く」、第3章「北斎、大だるまを描く」、第4章「名古屋の仲間たち」、第5章「After 名古屋」の5つの章で構成。北斎の全てを楽しめる企画展となっている。

話は戻るが、世界一有名な日本画家『葛飾北斎』。日本人として彼を知らないのはちょっと恥ずかしいかもしれない。是非この企画展で勉強して、海外の人に自慢しよう!

EVENT DATA

特別展「北斎だるせん!」

期 間 2017年11月18日(土)〜2017年12月17日(日)
9:30~17:00  ※最終入場16:30
場 所 名古屋市博物館(愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1)
金 額 観覧料 一般 1300円
   高大生 900円
  中学生以下無料

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