美術館の闇におびえる!?恐怖の『怖い絵展』

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美術館の闇におびえる!?恐怖の『怖い絵展』

絵画やアート作品は美しいものばかりじゃない!
あまり知られていないだけで絵画作品の中にはグロテスクなもの、
残酷な描写で思わず目を覆いたくなるものなど「恐怖」を覚える作品も多々あります。

そんな絵画が持つ「恐怖」に焦点を当てたこれまでにない切り口の展覧会『怖い絵展』が、兵庫県立美術館(7月22日~9月18日)と上野の森美術館(10月7日~12月17日)で開催されます。

これまでの絵画鑑賞とは、色彩、タッチ、雰囲気や表現法などをもとに、感性を頼りにして心のままに感じるもの、というのが一般の人々が抱くイメージでした。

そんな中、作家・ドイツ文学者の中野京子氏が2007年に出版した『怖い絵』は、「恐怖」に焦点をあて、
その絵の時代背景や隠された物語という知識をもとに読み解く美術書としてベストセラーを記録し、シリーズ化されて多方面で大きな反響を呼びました。

本展は、著書『怖い絵』の刊行10周年を記念して初めて開催します!視覚的な怖さだけでなく、
隠された背景を知ることで判明する恐怖まで、「恐怖」をテーマに西洋絵画・版画を展示。
シリーズで紹介された作品を筆頭に、展覧会に向けて新たに選び抜かれた作品が登場します。

なかでも注目は、ロンドン・ナショナル・ギャラリーを代表する名画、ポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》です。
この絵画の背景には悲しい物語が…。イングランド最初の女王を宣言したジェーン・グレイ。

しかし女王の座に座ったのはわずか9日間。その後、身を追われて半年後には処刑されてしまう。
まだ16歳と4か月。花の盛りでした。そんな16歳の若き女王ジェーン・グレイの最期の姿を描いたのが本作品。

今回展示される縦2.5m、幅3mにもおよぶ大作は、日本初公開となります。
背景やその物語が持つ闇を知ったうえで作品を眺めると違った視点や細かい描写までも注目して作品を鑑賞することができ、新しい発見があるかもしれません。

その他、ターナー、モロー、セザンヌなど、ヨーロッパ近代絵画の巨匠の“怖い”作品約80点がテーマごとに展示されます。
なお、展覧会は「神話と聖書」「悪魔、地獄、怪物」「異界と幻視」「現実」「崇高の風景」「歴史」の6章構成となっています。

パッと見て第一印象で怖いと感じる作品から歴史や背景を知ると途端に残酷で怖く見えるまで恐怖のレベルは様々!
『怖い絵展』では「美」ではなく「恐怖」をぜひ堪能してみてください!

EVENT DATA

怖い絵展

期 間 【兵庫会場】2017年7月22日(土)~9月18日(月・祝)
【東京会場】2017年10月7日(土)~12月17日(日)
場 所 【兵庫会場】兵庫県立美術館
(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1)
【東京会場】上野の森美術館
(東京都台東区上野公園1−2)
金 額 【兵庫会場】 
【前売】一般 1,200円 大学生 800円 
【当日】一般 1,400円 大学生 1,000円
高校生以下 無料

【東京会場】 
【前売】一般 1,400円 大学生/高校生 1,000円 中学生/小学生 500円
【当日】一般 1,600円 大学生/高校生 1,200円 中学生/小学生 600円
小学生無料

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