素材はストリート。だがこれはアート!日本人アーティスト・Haroshiの個展「GUZO」

https://hypebeast.com/jp/2017/4/haroshi-guzo-nanzuka-art-gallery

素材はストリート。だがこれはアート!日本人アーティスト・Haroshiの個展「GUZO」

東京・渋谷にあるギャラリーナンヅカ(NANZUKA)で6月10日まで、スケートボードデッキの廃材を使って作品をつくる日本人アーティスト・Haroshiの個展「GUZO」が開催している。

Haroshiとは2003年より、唯一無二の彫刻作品やインスタレーションを制作するアーティスト。カリスマスケーターであるキース・ハフナゲルが手掛けるストリートブランドのハフ(HUF)とのコラボや、BATBのトロフィーを通し、現代のストリートカルチャーの深層を体現しており、ニューヨークやロサンゼルス、ロンドンなどで展覧会を行ってきた。

実は彼自身も幼少の頃からスケーター。自室に捨てずにとってある壊れたスケートボードの部品やデッキを見て、それを素材に作品をつくることを思いついたという。そして、かれのストリートのでの様々なネットワークでの協力を得て、通常は捨ててしまう使い古したデッキを集め、作品をつくりあげた!それは単なるリサイクルではなく、スケートボードへの愛情による救済的行為なんだという。この彼の想いこそ、多くのストリートカルチャー周辺の人間から共感を得る要因。

この展示では、集めたデッキの廃材をレイヤー状に積み重ねてブロック状にし、そこから造形をつくり出すという方法で生まれた作品を発表。また、救済されたスケートデッキから生み出された20点以上もの彫像群に加え、同じく救済デッキから生まれたクォーターランプ形状のインスタレーションも発表。

1940年代のカリフォルニアで木の板に鉄製の戸車を付けて滑った遊びが原点とされるスケートボード。 今ではストリートカルチャーという言葉が一般化しているが、その言葉の中枢にスケートボードがあった。今や、全世界のスケートボーダーの数は2000万人とも3000万人ともいわれ、2020年の東京オリンピックでは正式種目となることも決定。今回のHaroshiの個展は、決して”ファインアート”への挑戦ではなく、むしろ現在進行形で変化し続けるアートの最先端が、ストリートカルチャー及びHaroshiに近づいてきた結果だと言える

EVENT DATA

個展「GUZO」

期 間 4月22日~6月10日(11時~19時)
場 所 NANZUKA
(東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビル地下1階)
金 額 無料

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