暗闇でオホホと笑う?!熱田神宮の奇祭「オホホ祭り」って?

https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/shinto/eyoudoshinji.html

暗闇でオホホと笑う?!熱田神宮の奇祭「オホホ祭り」って?

名古屋市熱田区に位置する由緒正しい神社、熱田神宮。
この格式高い熱田神宮で「奇祭」と言われる祭りが行われていることをご存知ですか?

毎年5月4日に行われる「酔笑人(えようど)神事」。
通称「オホホ祭り」と呼ばれるこの行事がとってもシュールで不思議なものなんです。

◇どんなことをするの?

午後7時。神楽殿前に神職たちが集まり、ひっそりと始まります。
境内の灯りは全て消され、真っ暗。通常の神事によくある祝詞(のりと)や神饌と言ったものもありません。

古くより見てはならないと伝えられる神面を神職各自が隠し持ち、中啓(ちゅうけい)という扇で神面を叩きます。
そして笛の音とともに、
暗闇の中で「オホ、オホ、ワーハッハッハッハ」と一斉に笑う・・。
と言った神事です。

なんともシュールでミステリアスですが、大っぴらには喜べない草薙の剣の帰還をこっそり喜ぶ当時の人々の様子が想像できて面白いですね。

なぜ「オホホ祭り」が始まったの?

その由来ははるか昔、飛鳥時代に遡ります。
熱田神宮と言えば、八咫鏡(やたのかがみ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と並ぶ三種の神器、草薙剣(くさなぎのつるぎ)が祀られていることでも有名ですね。

“草薙の剣”は元々、スサノオノミコトがヤマタノオロチを成敗したときに、ヤマタノオロチの尾から出てきたという霊剣。
当時、熱田神宮に置かれていた草薙の剣が盗難未遂に遭ったことを理由に皇居に置かれることになり、熱田神宮は御神体不在の状態となってしまいます。

それから18年後、当時の天皇であった天武天皇が病に伏し、占いによって草薙の剣の祟りが原因であるとされます。
そのため草薙の剣はすぐに熱田神宮に戻されることとなり、御神体の帰還を皆こぞって喜んだというのがこのお祭りの起源です。

(歴史上の出来事については所説あります)

◇熱田神宮近くのオススメ

名古屋と言えば、名物ひつまぶし!数ある鰻屋のなかでも一番と言って過言でないのが「あつた蓬莱軒」です。

創業140年以上の老舗で、行列のできるお店としても有名。
お店は熱田神宮のすぐ南なので、歩いても行きやすいですよ。

外はパリッ、中はふわっと、絶妙な加減で焼かれた鰻はぜひ食べてもらいたい一品です。

いかがでしたか?
なんともシュールですが意外と歴史のある「オホホ祭り」。
GWにお出かけになってみては?

EVENT DATA

熱田神宮 酔笑人(えようど)神事 「オホホ祭り」

期 間 2017年5月4日(木)
場 所 熱田神宮
(愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1−1)
金 額 参拝無料
※神事のため一般は観覧のみ

オススメイベント